昨日は、この夏開催された鹿児島県主催の「芸術家への道」受講生のコンサート(バイオリン、ピアノ・・10人)が霧島国際ホールで開催され,教室から小学校3年の和田祐奈ちゃん、中1の芝原夢佳さん、中2下松彩夏さんが演奏しました。
私は、7時半に家を出て霧島まで車を走らせて、9時前に到着。ピアニストの田中利絵さんにも来て頂いて、ホールリハーサル前のレッスンをしました。
10時から順にホールリハーサルでした。立ち位置やそれぞれのピアノとのバランスを考えて音量の調整をして本番に臨んでもらいました。

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夢佳さん、彩夏さんは夏に霧島音楽祭の講師の松原勝也先生にレッスンしていただいた曲を演奏しました。

祐奈ちゃんは夏とは違う「アッコーライの協奏曲」を演奏。
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夢佳さんは違う曲を弾きたがっていましたが、あえて夏と同じローデの協奏曲を演奏するよう説得、長く弾きこんで本番に臨みました。じっくり時間をかけて一つ一つの音、フレーズを考えながら音楽を作る作業も大事なことなので、約半年間取り組みました。昨日はその成果が出てとてもきれいな音で伝わる音楽作りが出来ていました。

夢佳さん、長く弾きこみました。

夢佳さん、長く弾きこみました。

彩夏さん、夏とは違って安定感のあるメンデルゾーン協奏曲第3楽章でした。

彩夏さん、夏とは違って安定感のあるメンデルゾーン協奏曲第3楽章でした。

このような良いホールでコンサートを開催してもらって、本当に良い経験になったと思います。参加した一人ひとりがこの経験を糧に伸びていくことを願っています。この事業で京都堀川音楽高校に通っている横内さんや愛知県立芸大の木原さんも育てられました。他県ではあまりない企画で素晴らしいことだと思います。