この季節は、コンサートのオンパレードです。一昨日は急な依頼で鹿児島市吉野東中学校での鑑賞会、昨日は鹿児島国際大学教会音楽シリーズのオーケストラの協力演奏家として連日の本番でした。依頼を頂けるのはとても嬉しいことですが、どんな小さなコンサートでも大事に演奏しなくてはなりませんので、まずは健康と体力維持が大事かなと思います。また、生徒さんたちのレッスンに支障のないようにとスケジュールを建てるのも大変ですが、生徒さんたちが協力してくれるので助けられています。

吉野東中では鹿児島からソプラノの加治屋園子さんと一緒に出演させて頂きました。「愛の挨拶」「リベルタンゴ」「チャルダッシュ」を演奏しました。加治屋さんはアカペラで「アメイジンググレイス」をしっとりと歌って生徒さんたちはシーンと聴き行っていました。生徒さんたちは最後に合唱をしましたが、とても素直に元気に歌ってくれました。
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鹿児島国際大学の公演はF.J.ハイドン「天地創造」でした。自然界に天と地の分かれ、陸と海に分けられ、太陽や月の創造、空と海の生物の創造、陸の生物の創造、アダムとイヴが生まれ愛を語り神に感謝する過程が描かれています。演奏していて良く出来ている音楽だと感じました。
演奏は、ソリスト、合唱とも良くまとまっていてすばらしかったと思います。驚いたのは学生ながら男性の声の素晴らしい人が目白押しだったことです。指揮のハイルマンさんや他の先生方の熱心なご指導の成果だと思いました。
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