先日、所要があって東京に行きましたが、所要を済ませてアート三昧の時間を過ごすことができました。東京駅近くにあるブリジストン美術館に10年ぶりくらいに行って堪能してきました。
久しぶりのすばらしい作品との出会いに感動しましたが、子供たちには小さいうちから絵でも音楽でも本物に触れてほしいなと思いました。

この日は「画家の目、彫刻家の目」と題してこの美術館のコレクション展を開催していました。
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ミレー、ゴッホ、ピカソ、ルノワール、モネ、マティス、ロートレック、セザンヌ、ドガ、ロダン・・・・他にも著名な作家の作品があり、ひとつの美術館でこんなにたくさんの作品を見られてここの所蔵の豊富さには驚きます。

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印象に残ったひとつはロダンの彫刻でかれの尊敬する画家「ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ」のブロンズ像でした。話しかけたくなるような表情で実際にそこにいるように感じました。

モネの睡蓮は有名ですがここの作品は何の変哲もないさっとした感じがしましたが、ずっと前に立って眺めていると蓮が水面から浮きだって見えて、木々たちも立体感が出てきて気持ちが穏やかになりました。

ドガは踊り子の絵をたくさん描いていますが、同じ姿勢で長時間モデルをしてもらうには困難なのでブロンズ像を作成してそれを見ながら描いたそうで、絵だけでなくブロンズ像も展示してありました。なるほどね~と納得しました。

日本の作家の黒田、藤島といった大家の作品もありました。岡鹿之助という作家の「セーヌ河畔」という油絵の色使いが童話のような感じで好きでした。

岡鹿之助「セーヌ河畔」

岡鹿之助「セーヌ河畔」